重要度:A 論点:「善意」と「悪意」
問11:法律用語としての「善意」「悪意」の意味は、日常用語とどう異なるか。
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法律上の「善意」は、原則として「ある事実を知らないこと」、「悪意」は「その事実を知っていること」を意味し、道徳的な善悪や害意の有無とは区別される。ただし、法令上の文脈によっては、単なる知・不知とは異なる意味で用いられることがある(例:民法770条1項2号の「悪意で遺棄」)。
関連過去問:-
重要度:B 論点:「公布」と「施行」
問12:法令の「公布」と「施行」の違いを述べよ。
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公布は成立した法令を官報掲載により国民に知らせること、施行は法令の効力が現実に働き始めること。施行日の定めがない場合、公布の日から起算して20日を経過した日から施行される(法の適用に関する通則法2条)。
関連過去問:-
重要度:B 論点:公法と私法
問13:公法と私法の区別を述べ、それぞれに属する代表的な法律を挙げよ。
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公法は国家と私人の関係や国家の組織を規律する法(憲法・行政法・刑法・訴訟法)、私法は私人間の関係を規律する法(民法・商法)。
関連過去問:H30,問9
重要度:B 論点:実体法と手続法
問14:実体法と手続法の違いを、民事法の例を挙げて述べよ。
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実体法は権利義務の発生・変更・消滅など内容そのものを定める法(民法)、手続法はその権利義務を実現する手続を定める法(民事訴訟法)。
関連過去問:H30,問2
重要度:A 論点:一般法と特別法
問15:一般法と特別法の関係について、適用の優先順位の原則を述べよ。
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特定の人・事項・地域に限って適用される特別法は、同じ事項について一般法と競合する限り、原則として一般法に優先して適用される(特別法優先の原則)。商事については、他の法律に特別の定めがあればそれが優先し、次いで商法、商慣習、民法の順に適用関係を検討する(商法1条1項・2項)。
関連過去問:H30,問9
