行政書士 行政法 記述式(1問)|申請型義務付け訴訟

重要度:A 論点:申請型義務付け訴訟

問1:Xは、Y市に対し開発許可を申請したが、Y市長は拒否処分をした。Xはこの拒否処分が違法であると考えており、単に処分を取り消させるだけでなく、開発許可そのものを得たいと考えている。この場合、Xは、行政事件訴訟法上、誰を被告として、どのような訴訟を提起すべきか。40字程度で記述しなさい。

【解答例と採点基準】

解答例(41字):
Y市を被告として、拒否処分の取消訴訟と併合して、申請型の義務付けの訴えを提起する。

採点基準(20点満点):
①被告=Y市(行政主体)…4点/②拒否処分の取消訴訟…6点(「取消訴訟」のみは4点)/③併合して提起…4点/④(申請型の)義務付けの訴え…6点。被告を「Y市長」とした場合は①0点。併合提起に触れないものは③0点(併合提起は訴訟要件であるため)。

解説:
申請拒否型の義務付け訴訟(行訴法37条の3)は、拒否処分の取消訴訟(又は無効等確認訴訟)と併合して提起しなければならない(同3項2号)。被告は行政主体主義(11条)によりY市。①救済手段の選択②併合提起要件③被告適格の3層を40字に凝縮させる、記述式の典型的な問い方である。
【択一連結】択一側では行政事件訴訟法応用Q4(選択肢A・2004年改正による法定化)で本論点を判別する。まず択一で義務付け訴訟の類型を判別できるか確認し、本問で被告・併合提起まで書けるかを仕上げること。

関連過去問:R2,問19(択一関連)


タイトルとURLをコピーしました