行政書士 基礎法学 一問一答(21〜25問)|法学一般

重要度:B 論点:後法優先の原則

問21:同じ形式的効力を持つ法令の規定が矛盾する場合の処理原則を2つ述べよ。

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同じ事項について一般法と特別法が競合するときは、原則として特別法が一般法に優先する。同順位の法令が矛盾し、一般法と特別法の関係によって処理できない場合は、原則として後に成立した法令が前の法令に優先する。ただし、実際の適用関係は、各法令の文言、趣旨、制定経緯などを踏まえて判断される。

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重要度:A 論点:法律不遡及の原則

問22:法律不遡及の原則とは何か。また刑罰法規について憲法上どのように定められているか。

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法令はその施行前の事実に遡って適用されないのが原則。特に刑罰法規については、実行の時に適法であった行為を事後法で処罰することは憲法39条により絶対的に禁止される(遡及処罰の禁止)。

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重要度:B 論点:文理解釈と論理解釈

問23:文理解釈と論理解釈の違いを述べよ。

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文理解釈は条文の文言・語義に忠実に解釈する方法、論理解釈は法の趣旨・目的や法体系との整合性を考慮して解釈する方法。論理解釈には拡張解釈・縮小解釈・類推解釈・反対解釈などが含まれる。

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重要度:B 論点:拡張解釈と縮小解釈

問24:拡張解釈と縮小解釈の違いを述べよ。

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拡張解釈とは、条文の文言が取り得る意味の範囲内で、その意味を通常より広く解釈することをいう。縮小解釈とは、条文の文言が形式上含み得る範囲を、法の趣旨や目的に照らして狭く解釈することをいう。拡張解釈は文言が取り得る意味の範囲内で行われる点で、本来は文言に含まれない類似事項に規定を及ぼす類推解釈とは異なる。

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重要度:A 論点:類推解釈と反対解釈

問25:類推解釈と反対解釈の違いを述べよ。また、刑法の解釈で類推解釈が禁止される理由は何か。

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類推解釈とは、ある事項について定めた法規を、それと本質的に類似するものの、明文の規定がない別の事項にも及ぼす解釈方法である。反対解釈とは、ある場合について特定の取扱いが明記されていることから、法令の趣旨上、それ以外の場合には反対の取扱いをする趣旨であると解釈する方法である。刑罰法規では、罪刑法定主義の要請から、被告人に不利益となる類推解釈は許されない。

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