重要度:A 論点:不正アクセス禁止法
問4:不正アクセス禁止法に関する記述として適切なものはどれか。
- A:他人のIDとパスワードを無断で入力してログインする行為は、データを盗まなければ処罰されない
- B:他人のIDとパスワードを無断で第三者に提供する行為(不正アクセス助長行為)も処罰の対象となる
- C:フィッシングサイトの開設は、実際にID等をだまし取れなかった場合には処罰されない
【第4問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:不適切。不正アクセス行為(なりすましログイン)自体が処罰対象であり、その後のデータ窃取等は不要である。
・B:適切。アクセス制御機能に係る他人の識別符号を、正当な理由なくアクセス管理者又は利用権者以外の者に提供する不正アクセス助長行為も禁止され、処罰の対象となる。【試験対策】不正アクセス禁止法上の主な禁止・処罰対象は、①不正アクセス行為、②他人の識別符号の不正取得、③不正アクセス助長行為、④不正取得された識別符号の保管、⑤識別符号の入力を不正に要求する行為の5類型で整理する。アクセス制御機能を有する、電気通信回線に接続された電子計算機に対する行為であることにも注意する。
・C:不適切。識別符号の入力を不正に要求する行為(フィッシングサイト開設・メール送信)自体が処罰対象であり、結果の発生は不要である。
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重要度:A 論点:情報セキュリティ用語
問5:情報セキュリティに関する用語の説明として適切なものはどれか。
- A:ランサムウェアとは、大量のデータを送りつけてサーバの機能を停止させる攻撃をいう
- B:フィッシングとは、データを暗号化して身代金を要求する手口をいう
- C:ゼロデイ攻撃とは、脆弱性の修正プログラムが提供される前に、その脆弱性を悪用する攻撃をいう
【第5問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。これはDDoS攻撃の説明である。ランサムウェアはデータを暗号化等して身代金を要求するマルウェア。
・B:不適切。これはランサムウェアの説明である。フィッシングは正規の事業者を装ってID・パスワード等を詐取する手口。
・C:適切。修正(パッチ)提供までの無防備な期間(ゼロデイ)を突く攻撃である。【試験対策】用語問題は「定義の入れ替え」で作られる。ランサムウェア・フィッシング・DDoS・ゼロデイの4つは相互のすり替えに注意。
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重要度:A 論点:個人情報取扱事業者
問6:個人情報保護法(民間部門)の適用対象に関する記述として適切なものはどれか。
- A:取り扱う個人情報の数が5000人分以下の小規模事業者は、個人情報取扱事業者から除外される
- B:個人情報データベース等を事業の用に供している者は、取り扱う個人情報の数や営利・非営利を問わず、個人情報取扱事業者にあたる
- C:NPO法人や自治会は、個人情報取扱事業者となることはない
【第6問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:不適切。5000件要件は平成27年改正で廃止された。旧法知識のひっかけの定番。
・B:適切。件数・営利性を問わない現行法の適用範囲である。【試験対策】「5000件要件の廃止」は改正史の最頻出ポイント。国の機関・地方公共団体等は除かれる(公的部門の規律による)ことも。
・C:不適切。NPO・自治会・同窓会等の非営利組織も、個人情報データベース等を事業の用に供していれば事業者にあたる。
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