重要度:A 論点:4文の並べ替え
問4:次のア〜エの文を意味が通るように並べたものとして適切なものはどれか。
ア その結果、些細な違反でも取り締まりの対象となり、かえって市民の反発を招いた。
イ ある都市で、軽微な秩序違反も見逃さない方針の取締りが導入された。
ウ この事例は、制度の運用には目的に照らした柔軟さが必要であることを示している。
エ この方針は、大きな犯罪を未然に防ぐことを目的としていた。
- A:イ → エ → ア → ウ
- B:イ → ア → エ → ウ
- C:エ → イ → ウ → ア
【第4問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:適切。イ(導入・話題提示)→エ(「この方針」=イの方針の目的説明)→ア(「その結果」)→ウ(「この事例」による総括)。【試験対策】指示語の照応(この方針→イ、この事例→全体)と「その結果」の位置で機械的に決まる。
・B:不適切。アの「その結果」は方針の実施を受けるため、方針の目的説明(エ)より前には置けない。
・C:不適切。エの「この方針」が指す内容(イ)が先に必要であり、エを先頭にできない。
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重要度:A 論点:空欄補充(言い換え)
問5:次の文章の空欄に入る語句として最も適切なものはどれか。
法律の学習が進むと、個々の条文の暗記よりも、条文の背後にある趣旨を理解することの重要性に気づく。趣旨を押さえていれば、未知の問題に出会っても、( )ことができるからである。
- A:すべての条文を一字一句思い出す
- B:制度の目的から答えの方向を推論する
- C:問題を解くことを潔く諦める
【第5問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:不適切。「暗記よりも趣旨」という本文の流れと逆行する。
・B:適切。空欄は「趣旨を押さえている」ことの効用の説明であり、直前の「暗記より趣旨」という対比に対応する。【試験対策】空欄補充は「空欄を含む文が、直前直後のどの語句と対応関係にあるか」を特定するのが第一歩。本文の対比構造(暗記⇔趣旨)に沿う肢を選ぶ。
・C:不適切。本文は趣旨理解の積極的な効用を述べており、諦めるという否定的内容は対応しない。
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重要度:A 論点:要旨把握
問6:次の文章の筆者の主張として最も適切なものはどれか。
専門用語を使わずに説明できることが、理解の証だと言われることがある。たしかに、平易な言葉への言い換えは理解を試す良い方法である。しかし、専門用語には、長い議論の蓄積を一語に圧縮する機能がある。用語を正確に使いこなすこともまた、深い理解の表れなのである。
- A:平易な言葉への言い換えには、何の意味もない
- B:専門用語を使う者は、内容を理解していない
- C:平易な言い換えと専門用語の正確な使用は、いずれも理解の表れである
【第6問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。「たしかに〜良い方法である」と譲歩で認めており、「何の意味もない」は本文より強すぎる。
・B:不適切。本文にない断定であり、むしろ用語の正確な使用を理解の表れとする本文と矛盾する。
・C:適切。「たしかに(譲歩)→しかし(転換)→筆者の主張」の構造で、譲歩部分(言い換えの効用)も否定されていない点に注意。【試験対策】要旨問題では「本文より強すぎる肢(一切・無意味・すべて)」を機械的に切る。筆者の主張は逆接の後+文末に来やすい。
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