行政書士 基礎知識 初級編(1〜3問)|文章理解

重要度:A 論点:接続語の補充

問1:次の文章の空欄ア・イに入る語の組合せとして適切なものはどれか。

法律の条文は、意図的に抽象的な言葉で書かれている。( ア )、将来生じるあらゆる事案を立法の時点で予測し、個別に書き尽くすことは不可能だからである。( イ )、抽象的な条文の意味を具体的な事案に即して確定する「解釈」という作業が、法律学の中心を占めることになる。

  • A:ア:なぜなら イ:そこで
  • B:ア:しかし イ:つまり
  • C:ア:たとえば イ:ところが
【第1問:正解と解説】

正解:A
【解説】
・A:適切。第2文は第1文の理由を述べているため「なぜなら」、第3文は前文までを受けた帰結のため「そこで」が入る。【試験対策】接続語問題は前後の文の論理関係(理由・逆接・例示・帰結)をラベリングしてから選択肢を見る。空欄に候補を代入して音読する検算も有効。
・B:不適切。第2文は第1文と逆の内容ではないため「しかし」は不適合。また第3文は要約ではなく帰結なので「つまり」も合わない。
・C:不適切。第2文は具体例ではなく理由であり「たとえば」は不適合。第3文も逆接の関係にない。

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重要度:A 論点:文の並べ替え

問2:次のア〜ウの文を意味が通るように並べたものとして適切なものはどれか。

ア そこで、行政の活動は、国民の代表である国会が定めた法律に基づいて行われなければならないと考えられている。
イ 行政は、許認可や課税など、国民の権利や義務に直接影響を与える活動を日常的に行っている。
ウ この要請は「法律による行政の原理」と呼ばれ、行政法の最も基本的な原則とされている。

  • A:ア → イ → ウ
  • B:イ → ア → ウ
  • C:イ → ウ → ア
【第2問:正解と解説】

正解:B
【解説】
・A:不適切。「そこで」で始まるアは、受けるべき前提がないため先頭に置けない。
・B:適切。イ(前提となる事実)→ア(「そこで」による帰結)→ウ(「この要請」による命名・総括)の流れである。【試験対策】並べ替えは指示語(この要請)と接続語(そこで)が最大のヒント。「そこで」は前提を受ける語なので先頭に来ない、「この〜」は直前に対応する内容が必要、という制約から機械的に絞り込める。
・C:不適切。ウの「この要請」はアの内容を指すため、ウはアの後でなければならない。

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重要度:A 論点:接続語の組合せ

問3:次の文章の空欄ア・イに入る語の組合せとして適切なものはどれか。

資格試験の学習では、テキストを繰り返し読むことが重視されがちである。( ア )、記憶の研究によれば、読み返すよりも思い出す練習(想起練習)のほうが定着の効果は高い。( イ )、問題を解いて自分の記憶を試すことこそが、最も効率のよい復習になるのである。

  • A:ア:つまり イ:たとえば
  • B:ア:なぜなら イ:しかし
  • C:ア:しかし イ:つまり
【第3問:正解と解説】

正解:C
【解説】
・A:不適切。第2文は第1文の言い換えではなく反論であり、「つまり」は不適合。
・B:不適切。第2文は第1文の理由ではないため「なぜなら」は不適合。
・C:適切。第2文は通念(読み返し重視)への反論なので逆接「しかし」、第3文は第2文の内容の言い換え・帰結なので「つまり」。【試験対策】「通念→逆接→筆者の主張」は評論の最頻出パターン。逆接の後に主張が来ると知っていれば、要旨把握にも応用できる。

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