重要度:A 論点:「又は/若しくは」の構造
問1:「新たな法律の制定又は既存の法律の改正若しくは廃止」という文言の読み方として適切なものはどれか。
- A:「新たな法律の制定」と「既存の法律の改正・廃止」とが大きな選択の関係にある
- B:「新たな法律の制定・既存の法律の改正」と「既存の法律の廃止」とが大きな選択の関係にある
- C:制定・改正・廃止は段階のない単純な並列であり、「又は」と「若しくは」は任意に置き換えられる
【第1問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:適切。「又は」と「若しくは」は、いずれも選択関係を示すが、選択肢に段階がある場合、大きな選択には「又は」を用い、その内部にある小さな選択には「若しくは」を用いる。本例では、「新たな法律の制定」と「既存の法律の改正若しくは廃止」とが大きな選択関係にある。【試験対策】迷ったら「又は」を先に探して大きく区切る。「及び/並びに」とは大小の関係が逆になる点がひっかけの定番。
・B:不適切。「若しくは」で結ばれた「改正」と「廃止」が小さな選択関係にあり、区切る位置が誤っている。
・C:不適切。「又は」と「若しくは」は、選択関係の段階に応じて使い分けられ、任意に置き換えられるものではない。
関連過去問:H26,問2
重要度:A 論点:「及び/並びに」の使い分け
問2:併合的接続を示す法令用語「及び」「並びに」に関する記述として適切なものはどれか。
- A:接続に段階があるとき、大きな接続に「及び」、小さな接続に「並びに」を用いる
- B:接続に段階があるとき、小さな接続に「及び」、大きな接続に「並びに」を用いる
- C:段階のない単純な併合には「並びに」のみを用いる
【第2問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:不適切。大小の関係が逆である。「又は/若しくは」(大→又は)と混同しやすいが、「及び/並びに」は小さな接続が「及び」である。
・B:適切。小さな接続に「及び」、大きな接続に「並びに」を用いる。【試験対策】「又は/若しくは」は大きい方が「又は」、「及び/並びに」は大きい方が「並びに」。2組で大小が逆になることを対で暗記する。
・C:不適切。段階のない単純な併合には「及び」のみを用いる。「並びに」は段階があるときに初めて登場する語である。
関連過去問:H26,問2
重要度:A 論点:「みなす」と「推定する」
問3:法令用語「みなす」と「推定する」に関する記述として適切なものはどれか。
- A:「推定する」は反証を許さず、当事者が反対の事実を証明しても効果は覆らない
- B:「みなす」は一応の取扱いを定めるにすぎず、反証によって覆すことができる
- C:「みなす」は反証を許さないが、「推定する」は反証によって覆すことができる
【第3問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:不適切。反証を許さないのは「みなす」である。「推定する」は反証により覆すことができる。
・B:不適切。「みなす」は本来異なるものを法律上同一のものと確定的に扱う語であり、反証によって覆すことはできない。
・C:適切。反証の可否が両者の決定的な違いである。【試験対策】「みなす=確定(反証不可)」「推定=暫定(反証可)」。条文の語尾を入れ替えるひっかけが頻出。
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