行政書士 基礎知識 一問一答(16〜20問)|情報通信個人情報保護

重要度:B 論点:デジタル社会の基盤法制

問16:デジタル社会形成基本法とデジタル庁について述べよ。

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令和3年、IT基本法(高度情報通信ネットワーク社会形成基本法)を廃止してデジタル社会形成基本法が制定され、デジタル社会の形成に関する司令塔としてデジタル庁が内閣に設置された(内閣総理大臣を長とし、デジタル大臣を置く)。あわせて押印・書面手続の見直し、公金受取口座の登録制度、預貯金口座への付番等のデジタル改革関連法が整備された。

関連過去問:R6,問56


重要度:B 論点:通信の秘密

問17:電気通信事業法における通信の秘密の保護を述べよ。

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電気通信事業者の取扱中に係る通信の秘密は侵してはならず(4条)、通信の内容だけでなく通信当事者の氏名・発信場所・通信日時等の通信の構成要素にも及ぶ。違反には罰則があり、事業従事者には加重される。憲法21条2項の通信の秘密を事業法レベルで具体化したもの。犯罪捜査のための通信傍受は通信傍受法の厳格な要件・手続による例外である。

関連過去問:-


重要度:B 論点:AI関連用語

問18:機械学習・ディープラーニング・生成AIの関係を説明せよ。

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機械学習はデータからコンピュータが規則性を学習する技術の総称。ディープラーニング(深層学習)は多層のニューラルネットワークを用いる機械学習の一手法で、画像認識・音声認識の精度を飛躍的に向上させた。生成AIは学習をもとに文章・画像・音声等の新たなコンテンツを生成するAIで、大規模言語モデル(LLM)を基盤とする対話型AIが代表例。AIの利活用をめぐっては、著作権・個人情報・偽情報等の課題があり、日本では事業者向けのAI事業者ガイドラインが整備されている。

関連過去問:R4,問55/R6,問54/R7,問55


重要度:A 論点:サイバーセキュリティ用語

問19:次のセキュリティ用語を説明せよ:ランサムウェア、フィッシング、DDoS攻撃、ゼロデイ攻撃。

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ランサムウェア:データを暗号化するなどして使用不能にし、復旧と引換えに身代金を要求するマルウェア(近年は暗号化と暴露の二重恐喝型も)。フィッシング:正規の企業等を装ったメールやサイトでID・パスワード・カード情報等を詐取する手口。DDoS攻撃:多数の機器から標的のサーバに大量のデータを送りつけサービスを停止させる攻撃。ゼロデイ攻撃:ソフトウェアの脆弱性が公表され修正プログラムが提供される前に、その脆弱性を突く攻撃。

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重要度:B 論点:ネットワーク・基盤技術用語

問20:次の用語を説明せよ:クラウドコンピューティング、IoT、5G、ブロックチェーン。

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クラウド:ソフトウェアやデータをインターネット経由のサービスとして利用する形態(SaaS/PaaS/IaaS)。IoT:家電・自動車・センサー等のあらゆるモノがインターネットにつながる仕組み。5G:高速大容量・低遅延・多数同時接続を特徴とする第5世代移動通信システム。ブロックチェーン:取引記録をブロックとして鎖状につなぎ分散管理する台帳技術で、改ざんが極めて困難であり、暗号資産の基盤技術として登場した。

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