重要度:A 論点:日本の選挙制度
問1:衆議院・参議院の選挙制度を述べよ。
解答を見る
衆議院は小選挙区比例代表並立制(小選挙区289・比例代表176の計465議席。比例は全国11ブロックの拘束名簿式・小選挙区との重複立候補可で惜敗率による復活当選あり)。参議院は選挙区(原則都道府県単位・鳥取島根、徳島高知の合区あり)と比例代表(全国1単位・非拘束名簿式・一部に特定枠)の組合せで、定数248を3年ごとに半数改選する。
関連過去問:-
重要度:A 論点:国際連合
問2:国連の主要機関と安全保障理事会の表決制度を述べよ。
解答を見る
主要機関は総会・安全保障理事会・経済社会理事会・信託統治理事会・国際司法裁判所・事務局。安保理は常任理事国5か国(米英仏露中)と非常任理事国10か国(任期2年)で構成される。手続事項は9理事国の賛成で決し、その他の事項は常任理事国の同意投票を含む9理事国の賛成で決する。ただし実務上、常任理事国の棄権は拒否権の行使とは扱われず、9票の賛成があれば採択され得る。安保理は国際の平和と安全の維持に主要な責任を負い、国連加盟国は国連憲章25条により安保理の決定を受諾し履行することに同意している。
関連過去問:-
重要度:A 論点:主要国の政治制度
問3:アメリカ・イギリス・フランスの政治制度の特徴を述べよ。
解答を見る
アメリカ:厳格な三権分立の大統領制。大統領は間接選挙(選挙人制度)で選ばれ任期4年(3選禁止)、議会の解散権も法案提出権もなく、教書送付と法案拒否権を持つ。イギリス:議院内閣制の母国。下院優位、不文憲法。フランス:大統領制と議院内閣制を併用する半大統領制。国民の直接選挙による大統領(任期5年)が首相を任命する。
関連過去問:-
重要度:B 論点:戦後日本政治史
問4:55年体制の成立と崩壊について述べよ。
解答を見る
1955年、左右社会党の統一と保守合同(自由民主党の結成)により、自民党が政権を担い社会党が野党第一党を占める体制(55年体制)が成立。1993年、宮澤内閣不信任案可決後の総選挙を経て非自民8党派の細川連立政権が誕生し55年体制は崩壊した。1994年に衆議院に小選挙区比例代表並立制が導入され、2009年と2012年には選挙による本格的な政権交代(自民→民主→自民)が起きた。
関連過去問:R7,問48
重要度:B 論点:日本の安全保障
問5:日本の安全保障政策の近年の展開を述べよ。
解答を見る
日米安全保障条約(1960年改定)を基軸とし、専守防衛を基本方針とする。2014年の閣議決定と2015年の平和安全法制により、存立危機事態における集団的自衛権の限定的な行使が可能となった。2022年には国家安全保障戦略等の安保3文書が改定され、反撃能力の保有と防衛力の抜本的強化の方針が示された。反撃能力とは、我が国に対する武力攻撃が発生し、その手段として弾道ミサイル等による攻撃が行われた場合に、武力の行使の三要件に基づき、やむを得ない必要最小限度の自衛の措置として相手の領域に有効な反撃を加える能力であり、先制攻撃は許されない。
関連過去問:-
